ポール事業 business

当社のポール事業について

当社で製造しているコンクリートポールの数は、1日百数十本、年間20,000~30,000本。使用目的や使用条件、長さや耐荷重の違いなどによって、100種類以上。インフラニーズ(配電線・通信線用、携帯基地局用、電車線路用など)からライフニーズ(防球ネット用、防災無線用、行政スピーカー用、照明用)まで、幅広いラインアップでお客さまのニーズにお応えしています。

  • 配電線・通信線用ポール
  • 防球ネット支柱
  • ロングポール
  • カラーポール

ポイント

品質マネジメントシステムISO9001を認証取得

登録社名
中国高圧コンクリート工業株式会社
登録番号
RQ2054
登録日
2001年1月4日
登録範囲
登録証付属書に記載

安全性と耐久性に優れたコンクリートポールは、時代のニーズに即応した多彩なコンクリート製品として自然と調和する都市環境の整備をサポートしています。コンクリートポールは長期間使用することを想定し製造しており、80年超過したポールも存在しています。現存する日本最古のコンクリートポールは、北海道函館市で現役として活躍している大正12年(1923)に建造された、高さ約10メートルのポールです。

時代のニーズにより都市環境もかわり、街中で見かけるポールも地域によっては「運び易さ」を求められることもあり、一本物の8~17mポールの代わりに分割したポールを用意しています。8mポール2本を現地で繋ぎ合わせ16mのポールとして使用するものや、更に細分化したポールをラインアップに加え都市環境整備に貢献しており、分割柱であれば大型運搬車輌を使用せずに搬入することができます。

コンクリートポールは、電気や通信などのライフラインを支える重要な支持物ですが、近年の頻発化・甚大化する自然災害にともない、コンクリートポールの維持・管理への関心が非常に高まっています。当社はコンクリートポールを製造するメーカーとして、このような維持・管理のニーズにもお応えするため、蓄積した技術を活かしたメンテナンス事業を全国に先駆け2002年から導入しています。劣化したコンクリート柱にアラミド繊維シートを用いて補修する独自工法により設備を延命させる工法が各方面からの注目を集めており、長期使用されたコンクリートポールの一括点検から1本のみの緊急点検診断まで、当社専門技術者が診断結果をもとにお客さまのニーズに合ったトータルサポートをご提案します。

また、当社はコンクリートポールの製造・補修に加え、2003年からは使用済みの廃棄コンクリートポールを受入破砕処理し、リサイクルする事業も手掛けています。

破砕処理したコンクリート片は、道路の再生路盤材として利用する以外に将来的な天然骨材の枯渇などの資源保護の観点から、中国電力㈱との共同研究により破砕コンクリート片からコンクリート分を除去し、コンクリート製品に再利用できる骨材(再生骨材)を製造する技術開発に取り組み、その再生骨材を使用した環境配慮型のコンクリートポールを開発しました。

コンクリートポールのような高強度が要求される部材へ再生骨材を使用する取り組み例は少なく「平成21(2009)年3R推進協議会功労者等表彰」で会長賞を中国電力㈱とともに受賞しました。

コンクリートポールの製造・販売から補修技術、リサイクル技術を有する全国でも数少ないポールメーカーです。

工場概要

「安全で機能的な都市環境の整備」という従来の使命に加え、「人と自然との調和」「将来にわたって人々が安心して暮らせる住環境の創造」という新たなテーマを追求。近年は、全国で唯一、オンリーワンの資源循環型コンクリートポールの製造に注力しています。火力発電所から回収した「石炭灰」をセメントの一部に代替するとともに、廃棄ポールを破砕処理し分級した「再生骨材」を活用したもので、当社の主力製品となっています。

品質マネジメントシステム「ISO9001」を取得し、お客さまにご満足いただける製品・サービスの品質管理の充実に取り組んでいます。

沿革

1969年
広島工場(敷地面積約38,000㎡)操業開始
1970年
日本工業規格表示(JIS)認定
1994年
石炭灰(フライアッシュ)をセメントの一部に置き換えて使用開始
2001年
品質マネジメントシステム(ISO9001)認証取得
2003年
廃棄コンクリートポール破砕処理事業開始
2008年
再生骨材を天然骨材の一部に置き換えて使用開始

主要製造品目

  • プレストレストコンクリートポール(8m~17m,2分割継柱含む)
  • 複合鉄筋コンクリート柱用台柱(3.5m,6m,7m)
  • ロングポール(2本継)(16m~28m)

主要設備

  • コンクリートポール製造設備一式
  • 各種試験設備一式
  • 廃棄コンクリートポール破砕処理設備一式
  • 排水処理設備一式

JIS認証番号

認証番号
TC 06 07 080
認証規格
IIS A 5373 プレキャストプレストレストコンクリート製品
適合製品
ポール類,プレストレストコンクリートポール,Ⅰ類,Ⅱ類

コンクリートポール製造工程

各工程で検査や試験を実施し,コンクリートポールを製造します。

コンクリートの圧縮強度試験

工程

  1. ① 鉄筋かごの組立
  2. ② 型枠組立
  3. ③ コンクリート注入
  4. ④ 遠心締め固め
  5. ⑤ 蒸気養生
  6. ⑥ 脱型
  7. ⑦ 気中養生
  8. ⑧ 出荷
  • ① 鉄筋かご
  • ② 型枠自動締め付け機
  • ③ コンクリート注入
  • ④ 遠心締め付け
  • ⑥ 脱型
  • ⑧ 出荷
  • ポール
  • カラーポール(ブラウン)

廃棄コンクリートポールリサイクル工程

使い終えた廃棄コンクリートポールを破砕処理し,再生骨材(再生路盤材,再生砕石,再生砕砂)を製造します。

  • 再生路盤材(RC-40)
  • 再生砕石(5~15mm)
  • 再生砕砂(5mm以下)

工程

  1. ① 一次破砕(小割破砕機付き油圧ショベル又は,連続破砕機)
  2. ② 二次破砕(油圧破砕機又は,インパクトクラッシャー)
  3. ③ 分級(振動スクリーン,スパイラル分級機)
  4. ④ 出荷・使用
  • 廃コンクリート柱破砕処理
  • 廃コンクリート柱破砕処理
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