ール事業

ール事業

国高圧コンクリート工業のポール事業について

当社で製造しているコンクリートポールの数は、1日百数十本、年間20,000〜30,000本。
使用目的や使用条件、長さや耐荷重の違いなどによって、100種類以上。
インフラニーズ(配電線・通信線用、携帯基地局用、電車線路用など)からライフニーズ(防球ネット用、防災無線用、行政スピーカー用、照明用)まで、幅広いラインアップでお客さまのニーズにお応えしています。

代表的な製品ラインアップ

配電線・通信線用ポール

配電線・通信線用ポール

防球ネット支柱

防球ネット支柱

ロングポール

ロングポール

カラーポール

カラーポール

ラミド繊維シートを用いたコンクリート柱補修工事

メーカーとしてのノウハウを活かし、既設コンクリートポールの劣化部に高強度繊維のアラミド繊維シートを貼り付けることで、強度回復を図る工法を全国に先駆けて開発しました。建替えが困難な狭隘な場所でも最短1日で施工可能です。コンクリートポール診断士の資格を持った技術員が補修の要否を調査し、補修工事の施工までトータルでサポートしています。
コンクリートポール診断士協会のサイトを開く

アラミド繊維とは…

アラミド繊維は、分子骨格が芳香族(ベンゼン環)からなるポリアミド繊維で、有機系合成繊維の中では最高クラスの強度・弾性率を有しています。

Step1 補修前
Step1 補修前
Step2 アラミド補修状況
Step2 アラミド補修状況
Step3 補修完了
Step3 補修完了

国高圧コンクリート工業のポールの特徴

高品質・長寿命なコンクリートポール

特徴01

高品質・長寿命なコンクリートポール

  • ISO9001認証取得の品質管理体制
  • 80年以上使用されている実例もあり、耐久性に優れた製品設計
  • 地域ニーズに応じた分割ポールなど多様なラインアップを展開
維持管理・補修に対応する独自技術

特徴02

維持管理・補修に対応する独自技術

  • 災害リスクの高まりを受け、2002年より業界に先駆けてメンテナンス事業を開始
  • アラミド繊維シートによる延命補修工法を開発
  • 点検から診断・補修まで、専門技術者がトータルサポート
廃棄ポールを再資源化する環境対応力

特徴03

廃棄ポールを再資源化する環境対応力

  • 2003年から廃棄ポールの破砕・リサイクル事業を開始
  • 中国電力 (株) と共同で再生骨材の技術開発を行い、環境配慮型製品を実用化
  • 3R推進協議会より会長賞を受賞(2009年)

質への取り組みと取得認証

長期間にわたって社会インフラを支え続けるコンクリートポールだからこそ、製品の安全性や耐久性はもちろん、変化する都市環境や多様な設置条件に応える柔軟さが求められます。当社では、そうしたニーズに応えるため、厳格な品質管理体制を構築し、ISO9001やJISといった第三者認証の取得・維持を通じて、信頼性の高い製品を提供し続けています。

品質マネジメントシステム「ISO9001」

品質マネジメントシステム「ISO9001」

登録社名 中国高圧コンクリート工業株式会社
登録番号 RQ2054
 登録日  2001年1月4日
登録範囲 登録証付属書に記載
JIS認証

JIS認証

 認証番号 TC 06 07 080
認証規格 IIS A 5373 プレキャストプレストレストコンクリート製品
適合製品 ポール類、プレストレストコンクリートポール、Ⅰ類、Ⅱ類

場概要

「安全で機能的な都市環境の整備」という従来の使命に加え、「人と自然との調和」「将来にわたって人々が安心して暮らせる住環境の創造」という新たなテーマを追求。近年は、全国で唯一、オンリーワンの資源循環型コンクリートポールの製造に注力しています。火力発電所から回収した「石炭灰」をセメントの一部に代替するとともに、廃棄ポールを破砕処理し分級した「再生骨材」を活用したもので、当社の主力製品となっています。

主要設備

コンクリートポール製造設備一式

コンクリートポール製造設備一式

各種試験設備一式

各種試験設備一式

廃棄コンクリートポール 破砕処理設備一式

廃棄コンクリートポール
破砕処理設備一式

 排水処理設備一式

排水処理設備一式

主要製造品目

プレストレストコンクリートポール (8m~17m、2分割継柱含む)

プレストレストコンクリートポール
(8m~17m、2分割継柱含む)

 複合鉄筋コンクリート柱用台柱 (3.5m、6m、7m)

複合鉄筋コンクリート柱用台柱
(3.5m、6m、7m)

ロングポール(2本継) (16m~28m

ロングポール(2本継)
(16m~28m)

沿革

  • 1969年

    広島工場(敷地面積約38,000㎡)操業開始

  • 1970年

    日本工業規格表示(JIS)認定

  • 1994年

    石炭灰(フライアッシュ)をセメントの一部に置き換えて使用開始

  • 2001年

    品質マネジメントシステム(ISO9001)認証取得

  • 2003年

    廃棄コンクリートポール破砕処理事業開始

  • 2008年

    再生骨材を天然骨材の一部に置き換えて使用開始

沿革

造工程・リサイクル工程

コンクリートポール製造工程

01

鉄筋かごの組立

鉄筋かごの組立
02

型枠組立

型枠組立
03

コンクリート注入

コンクリート注入
04

遠心締め固め

遠心締め固め
05

蒸気養生

06

脱型

脱型
07

気中養生

08

出荷

出荷

各工程で検査や試験を実施し,コンクリートポールを製造します。

コンクリートの圧縮強度試験

コンクリートの圧縮強度試験

廃棄コンクリートポールリサイクル工程

01

一次破砕(小割破砕機付
き油圧ショベル又は、連続破砕機)

02

二次破砕(油圧破砕機又は、インパクトクラッ
シャー)

03

分級(振動スクリーン、スパイラル分級機)

04

出荷・使用

廃コンクリート柱破砕処理

廃コンクリート柱破砕処理

廃コンクリート柱破砕処理

廃コンクリート柱破砕処理

使い終えた廃棄コンクリートポールを破砕処理し,再生骨材(再生路盤材,再生砕石,再生砕砂)を製造します。

再生路盤材(RC-40)

再生路盤材(RC-40)

再生砕石(5~15mm)

再生砕石(5~15mm)

再生砕砂(5mm以下)

再生砕砂(5mm以下)

お問い合わせ

メールでのお問い合わせ

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お電話・FAXでのお問い合わせ

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営業部門(ポール本部)

TEL:0829-50-4145

FAX:0829-55-0813